愛知県議会 2022-12-01 令和4年12月定例会(第3号) 本文
木造建築の構造は、柱などの垂直材とはりやけたなどの横架材で構成されているわけですが、強い強度が要求される横架材は国産材の割合が極めて低く、ベイマツや外材を原料とする集成材などの輸入材が使われていましたが、ウッドショックや急激な円安により輸入材が高騰し、調達が難しい場合には設計変更したり完成が遅れたりする、そういう事例があると聞いております。 そこでお尋ねをいたします。
木造建築の構造は、柱などの垂直材とはりやけたなどの横架材で構成されているわけですが、強い強度が要求される横架材は国産材の割合が極めて低く、ベイマツや外材を原料とする集成材などの輸入材が使われていましたが、ウッドショックや急激な円安により輸入材が高騰し、調達が難しい場合には設計変更したり完成が遅れたりする、そういう事例があると聞いております。 そこでお尋ねをいたします。
28 ◯坂本建築住宅課長=一般的に言われていることでございますが、明治維新以降、国家として近代化を急速に進めるという観点から、西洋文化が入ってきたときに、日本古来の建築物は垂直材の柱とはりを使った工法でございますが、西洋の壁、横力に対する抵抗要素としまして、壁を考えたそういうものが新しいものだという観点から、日本の伝統的な工法がおくれたものと見なしたところがあったんじゃないかという論がございます